『戦争』を題材に映画ファン&評論家から大絶賛されている名作 10選【洋画】

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「戦争」は多くの人々に痛み、怒り、苦しみをもたらしてきた残酷な歴史だ。

こういった「繰り返してはならない歴史」を後世に伝えるため、多くの映画監督たちは自身の作品に「戦争」という題材を扱ってきた。

今回は数々の映画祭で高評価を受け、海外の映画ファン&評論家から大絶賛され「傑作」と言われている戦争映画の上位10作品を紹介。

フューリー(2014年)

フューリー(2014年)

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デヴィッド・エアー監督の傑作「フューリー」は普通の戦争映画とは違い、かなりアクションチックに描かれている。

本作は主に第二次世界大戦の終盤を舞台に、ナチス・ドイツに最後の攻勢をかけようとする、戦車隊の男たちを描く。

映画は公開後から大きな反響を呼び、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー作品賞第38回日本アカデミー賞では優秀外国映画賞に選ばれた。

「フューリー」はアクションチックでありながら、「戦争」という醜い戦いをさらに暴力的・バイオレンスに描いている。

スターリングラード(2001年)

スターリングラード(2001年)

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1942年~43年に起こったスターリングラード攻防戦を描いた名作「スターリングラード」

映画の言語は全て英語だが、物語はソビエト連邦とナチス・ドイツの激しい攻防戦であり、主人公なども実在の人物である。

本作に出演したジュード・ロウは、ヨーロッパ映画賞などでノミネートされ、他の出演陣の演技も高評価を受けた。

映画の序盤で描かれる攻撃は、多くの人が「ソビエト連邦の兵士に対する酷い扱い」を見ることになるだろう。

父親たちの星条旗(2006年)

父親たちの星条旗(2006年)

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巨匠クリント・イーストウッドが監督を務めた映画「硫黄島からの手紙」は、日本軍側の視点で硫黄島の戦いが描かれた。

同年に監督が発表した映画「父親たちの星条旗」では、アメリカ軍側の視点で描かれているが、「硫黄島からの手紙」ほどバイオレンスな内容になっていない。

本作は戦争とその後を描き、退役軍人などの酷い扱いを描いていることから、違った視点の戦争映画として多くの批評家から高評価を集めた。

主に本作は「戦争の残酷さ」を伝える作品だけではなく、「人間の隠された心情」を描くヒューマンドラマとしても有名だ。

ダンケルク(2017年)

ダンケルク(2017年)

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第二次世界大戦の「ダイナモ作戦」を描き、クリストファー・ノーランが監督&脚本を務めた傑作「ダンケルク」

本作は先ほど紹介した映画「フューリー」よりかはアクションチックに描かれていないが、じわじわと迫る緊張は「戦争」そのものを表現している。

本作は第90回アカデミー賞で作品賞や監督賞、美術賞や撮影賞など、合計で8部門にノミネートされる快挙を成し遂げた。

ほとんどの映画では実際の出来事を少し拡張して描いているが、映画「ダンケルク」では登場人物以外、全ての出来事を拡張せず鮮明に描き出している。

イングロリアス・バスターズ(2009年)

イングロリアス・バスターズ(2009年)

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鬼才クエンティン・タランティーノ監督によって制作された映画「イングロリアス・バスターズ」は、通常の戦争映画とは違った形で描かれている。

本作は第二次世界大戦中にナチス・ドイツが占領したフランスが舞台になっており、「ヒトラー暗殺計画」を企てる2人を主人公に物語が進む。

本作で描かれる作戦などのほとんどは事実と異なるが、第二次世界大戦中のフランスなどはかなり鮮明に描いてるとして、評論家から大絶賛されている。

また、俳優のクリストフ・ヴァルツは、本作の出演がきっかけで、アカデミー賞で初めてオスカー俳優に選ばれた。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年)

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年)

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第二次世界大戦を描いた映画のほとんどは、アメリカやソビエト視点で描かれる作品が多い。

しかし、2004年に公開した映画「ヒトラー 〜最期の12日間〜」ナチス・ドイツの視点で描き、主人公は独裁者として知られるアドルフ・ヒトラーだ。

本作はヒトラーが自ら命を絶ったとされる1945年4月30日の12日前を描き、ヒトラーの性格や怒り、絶望などが描かれている。

この映画で特に有名なシーンは「ヒトラーの怒り」であり、アメリカ軍に迫られ絶望と怒りを見せる演技は、俳優のブルーノ・ガンツにしかできないだろう。

戦場のピアニスト(2002年)

戦場のピアニスト(2002年)

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1930年後半、ナチス・ドイツが侵略したポーランドのワルシャワを舞台に、実在のピアニストであるウワディスワフ・シュピルマンの半生を描いた名作「戦場のピアニスト」

本作には通常の戦争映画と違い、激しい戦闘シーンなどは登場しない。

この映画はある1人のユダヤ人を主人公に物語が進み、ナチスによって当時のユダヤ人が受けた酷い扱いなどが、かなり鮮明に描かれている。

そのため本作は残酷な描写が多く、主演のエイドリアン・ブロディはその演技力から、アカデミー賞で史上最年少のオスカー俳優に選ばれた。

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シン・レッド・ライン(1998年)

シン・レッド・ライン(1998年)

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1962年に作家ジェームズ・ジョーンズが出版した同名小説を映画化した「シン・レッド・ライン」

本作はアメリカ軍と日本軍の「ガダルカナル島の戦い」を中心に描き、今まで紹介した戦争映画の中で一番リアルに描かれている。

映画で描かれている「リアル」というのは戦闘シーンなどではなく、戦争を恐れる「兵士の恐怖」や「死」だ。

主に「人間視点」で描かれた本作は、第49回ベルリン国際映画祭で最高とされる金熊賞を獲得している。

プライベート・ライアン(1998年)

プライベート・ライアン(1998年)

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巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督の傑作であり、名俳優のトム・ハンクスが主演を務めた映画「プライベート・ライアン」

本作は第二次世界大戦時の「ノルマンディー上陸作戦」を描き、最初の10分で視聴者の心が引き裂かれる「残酷な戦争の現実」を見せられる。

映画では3人の息子を亡くした家族のために、ある部隊がたった1人の人物を探す任務を与えられるのだが、これは実在した「ナイランド兄弟」の逸話(いつわ)が基になっている。

「プライベート・ライアン」はアカデミー賞で11部門にノミネートされ、全世界の興行収入は約515億7,185万円を叩き出し大成功を収めた。

シンドラーのリスト(1993年)

シンドラーのリスト(1993年)

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先ほどと同じ巨匠スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた名作「シンドラーのリスト」は、公開から30年近く経った今でも「最高傑作」と言われている。

本作は世界最悪の戦争犯罪と言われる「ホロコースト」を描き、強制収容所から何千人もの人々を救った実在の人物、シンドラーを主人公に物語が進む。

映画の全編はモノクロ(白黒)で描かれるのだが、ある少女の赤いコートだけはカラーで描かれるため、かなり強い印象が残るだろう。

また、実在の人物であるシンドラーは「ヒーロー」として紹介される場合が多いが、本作では彼の「善と悪」が同時に描かれるため、視聴者は不安に感じる。

スピルバーグ監督作品でここまで複雑・残酷に描いた映画は少なく、名作「シンドラーのリスト」は現代でも、歴史を物語る最も重要な戦争映画として知られる。

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