デヴィッド・リンチ監督の映画・ドラマ化されなかった作品 10選!

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映画監督デヴィッド・リンチは1960年代にデビューしてから、数々の作品でユニークな才能を発揮し、ファンや批評家たちからカルト的な支持を集めた。

監督はこれまでに100本近い作品に携わってきたが、これまでに映画・ドラマ化に至らなかったプロジェクトも多くあるのが事実。

今回はデヴィッド・リンチ監督が廃止したプロジェクト、映画・ドラマ化されなかった作品を紹介!

ロニー・ロケット

ロニー・ロケット

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1977年の映画「イレイザーヘッド」が公開した後、映画監督のメル・ブルックスは、「ロニー・ロケット」を制作するためデヴィッド・リンチに連絡をした。

デヴィッド・リンチ監督は本作に興味を示し、すぐに2つの脚本を完成させた。

本作は身長91 cmの男性を主人公とし、サスペンスとSF要素を混ぜた作品になっていたことが明かされている。

1980年代にプロジェクトは一時中断され、2000年代に入って再びプロジェクトは動き出した。

映画ファンも「ロニー・ロケット」には期待を寄せていたが、最終的に本作のプロジェクトはお蔵入りとなった。

ゴッデス

ゴッデス

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1980年代、デヴィッド・リンチ監督は、「ゴッデス」というタイトルのプロジェクトを始動させた。

本作ではマーク・フロストが脚本を書き、1950年代に活躍した女優マリリン・モンローの後半の人生を描いた。

脚本はアンソニー・サマーズの本「ゴッデス・ザ・シークレット・ライブス・オブ・マリリン・モンロー」を参考にしていることを発表。

本作は実在した元アメリカ合衆国司法長官のロバート・ケネディが、マリリン・モンローを殺害したという陰謀論を描いているため、法的な理由によりプロジェクトは中止となる。

その後、デヴィッド・リンチ監督は2人の名前を変更し、プロジェクトを再始動させようとしたが、結果的にプロジェクトの再開は認められなかった。

ワン・サライブ・バブル

ワン・サライブ・バブル

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正確な年代は不明だが、デヴィッド・リンチ監督と脚本家マーク・フロストは再びタッグを組み、「ワン・サライブ・バブル」のプロジェクトを始動させた。

本作はアメリカのカンザス州にある小さな田舎町を舞台に、ドタバタ騒ぎが起こるコメディ映画。

キャストには俳優のマーティン・ショートと、コメディアンのスティーヴ・マーティンが選ばれたが、映画化までには至らなかった。

「ワン・サライブ・バブル」の脚本は流出したため、インターネット上で読むことができる。

ドリーム・オブ・ザ・ボーバイン

ドリーム・オブ・ザ・ボーバイン

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こちらは映画ではないが、デヴィッド・リンチ監督は1994年に脚本家のロバート・エンゲルズと共に、「ドリーム・オブ・ザ・ボーバイン」というテレビシリーズを計画していた。

本作は前世で牛だった人物を主人公に、現世でも牛のような行動を続けるコメディドラマ。

プロジェクトは完全に中止となったわけではないが、デヴィッド・リンチ監督らは将来的にプロジェクトを再開する予定はないとしている。

デューン・メサイア

デューン・メサイア

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1984年に公開されたデヴィッド・リンチ監督の名作「デューン/砂の惑星」は、2020年に「デューン・メサイア」というタイトルで続編の制作が報じられた。

本作は1969年に出版された、原作者フランク・ハーバートの同名小説をもとに脚本を書き始めた。

しかし、監督によれば映画化の権利などをめぐり、最終的に脚本も未完成のままプロジェクトは中止したという。

残念ながら「デューン・メサイア」は将来的にも、映画化はなしとされている。

ガーデンバック

ガーデンバック

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デヴィッド・リンチ監督は大成功を収める前の1960年代後半に、映画「ガーデンバック」のプロジェクトを進めていた。

本作は屋根裏部屋で育つ謎の虫に悩み、家を非難せざるを得なくなった人物の話であり、かなり奇妙なストーリー構成になっていたという。

監督はアメリカ映画協会に申請をし、プロジェクトを始動させたが、最終的に予算などの理由で中止となった。

メタモフェセス

メタモフェセス

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1980年代の初頭にデヴィッド・リンチ監督は、作家フランツ・カフカの中編小説「変身」のプロジェクトを始動させた。

本作の物語は小説と同じで、早朝に男性が目を覚ますと、自身が大きな虫に変わっていたという物語。

監督は既に脚本を完成させていたが、80年代の初頭にはCG技術が進んでいなかったことから、プロジェクトは延期という形で中断した。

その後、監督は何度もプロジェクト再始動を計画していたが、2012年にクリス・スワントン監督が同名映画「メタモフェセス(カフカ「変身」)」を公開したため、プロジェクトは正式に中止となった。

アップ・アット・ザ・レイク

アップ・アット・ザ・レイク

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残念ながら、「アップ・アット・ザ・レイク」について知られていることは、非常に少ない。

唯一わかっていることは、デヴィッド・リンチ監督はデビュー当時、映画プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスに本作の売り込みをしたくらいだ。

映画の脚本などは謎に包まれており、デヴィッド・リンチ監督以外は誰も知らない。

ユー・プレイ・ザ・ブラック・アンド・ザ・レッド・カムズ・アップ

ユー・プレイ・ザ・ブラック・アンド・ザ・レッド・カムズ・アップ

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1989年のドキュメンタリー映画「ドント・ルック・アット・ミー」にて、監督は最新作のプロジェクトを進めていることが明かされた。

その映画のタイトルは、「ユー・プレイ・ザ・ブラック・アンド・ザ・レッド・カムズ・アップ」

映画では「運・死・皮肉」に悩まされた男性を主人公に物語が進み、小説家エリック・ナイトが1938年に出版した、同名小説をもとに脚本が書かれた。

しかし、何らかの理由で脚本は未完成のまま終わり、プロジェクト自体も消滅した。

ザ・レムニアンズ

ザ・レムニアンズ

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こちらはテレビシリーズだが、デヴィッド・リンチ監督は再び脚本家マーク・フロストとタッグを組み、ドラマ「ザ・レムニアンズ」のプロジェクトを始動させた。

本作は失われたレムニア大陸を舞台に、世界に大混乱をもたらすレムニア人を目覚めさせた、探検家たちを主人公に物語が進む。

上記のプロットが発表されてから、多くのファン達はその新鮮なストーリーに魅了されたが、ドラマ化までには至らなかった。

デヴィッド・リンチ監督が中止にしたプロジェクトが再開する可能性

デヴィッド・リンチ監督が中止にしたプロジェクトが再開する可能性

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デヴィッド・リンチ監督は予算や権利などの理由で、プロジェクトを中止することが多い。

今回紹介した映画やドラマは廃止となったが、一部のプロジェクトは再び始動する可能性があるだろう。

遠い未来だが、先ほど紹介した「ロニー・ロケット」と「メタモフェセス」はファンからの声が多いため、映画化の可能性はまだあるかもしれない。

デヴィッド・リンチ監督は新作や旧作を問わず、数々の作品でファンたちを魅了し、これからも新たな作品を提供し続けるはずだ。

ただ、それは新作なのか過去に未完成のまま終わった作品なのかは、監督にしかわからない。

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