映画『シャイニング』主人公ジャックが書いていた小説の正体が意外!【トリビア】

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鬼才スタンリー・キューブリック監督が制作し、1980年に公開した映画「シャイニング」

本作は作家スティーヴン・キングの同名小説を基にしており、現在でもカルト的な人気を誇っている。

本作の主人公で作家志望のジャック・トランスは、管理人の職を求めて、家族と共にオーバールック・ホテルへ訪れる。

本作の中盤からジャックはホテルの超常現象で我を失い、自身の小説で謎の文章を繰り返し書いていた。

しかし、主人公のジャック・トランスは我を失う前に、どんな小説を書こうとしていたのか?

今回は映画「シャイニング」でジャックが書いていた、小説の正体について徹底解説します。

映画「シャイニング」でジャックが書いていた小説の正体

映画「シャイニング」でジャックが書いていた小説の正体

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映画「シャイニング」の中盤から、主人公のジャックは自身の小説に「仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う」と、謎の文章を何度も繰り返し書いていた。

ジャックはホテルの力(超常現象)によって我を失ったのだが、彼はもともと普通の小説を書こうとしていた。

その小説というのが、1982年に出版された小説「ゴールデンボーイ」だ。

原作者スティーヴン・キングの意図

原作者スティーヴン・キングの意図

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「シャイニング」と「ゴールデンボーイ」の原作者スティーヴン・キングは、自身の作品をよく関連させるのが好きだ。

例えば、キングは「エルサレムズ・ロット」という架空の町を作り、世界観が全く違う作品に、同名の町を何度も登場させており、他にも似たような形で作品を関連させている。

キングの熱狂的なファンは「シャイニング」と「ゴールデンボーイ」の関連性を発見。

その関連箇所というのが、「シャイニング」で主人公のジャックが書いていた小説だ。

主人公ジャックが書いていたのは小説「ゴールデンボーイ」と裏付ける証拠

証拠①:ジャックが語った「デンカー」というキャラクター

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まず始めにジャックが書こうとした小説が「ゴールデンボーイ」であるという証拠は、小説版「シャイニング」で明かされている。

ジャックは自身の小説に、「デンカ―」という人物を登場させることを示唆(しさ)した。

「ゴールデンボーイ」では、ナチス・ドイツで強制収容所の司令官だった、老人のアーサー・デンカーという人物(上の画像)が登場する。

証拠②:ジャックが職を失ったきっかけ

証拠②:ジャックが職を失ったきっかけ

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ジャックは過去に教師として働いており、ある生徒が車のタイヤをナイフで切りつけたことに腹を立て、生徒に暴行して仕事をクビになった。

「ゴールデンボーイ」でもある生徒の話をしており、その内容はジャックが教師を解雇されるきっかけになった理由と一致する。

キングの熱狂的なファンが見つけた2つの証拠によって、「シャイニング」でジャックが書こうとしていたのは、小説「ゴールデンボーイ」だったと決定づけられた。

監督スタンリー・キューブリックが「ゴールデンボーイ」との関連性をなくした理由

監督スタンリー・キューブリックが「ゴールデンボーイ」との関連性をなくした理由

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映画「シャイニング」で監督を務めたスタンリー・キューブリックは、もともと小説版の内容をそのまま脚本にする予定だった。

しかし、キューブリックは小説版の複雑なストーリー構成などに不満を持ち、本作の脚本をかなりシンプルなホラー調にした。

他にも登場人物の設定なども大きく変更され、例えば主人公のジャックは小説版では最後に家族を逃がそうとするが、映画版では最後まで家族を殺害しようとする。

そのため、映画版「シャイニング」では、「ゴールデンボーイ」との関連性もあまり見られなかった。

ドラマ版「シャイニング」では「ゴールデンボーイ」との関連性も正確に描かれている

ドラマ版「シャイニング」では「ゴールデンボーイ」との関連性も正確に描かれている

Image by:imdb.com(ドラマ版「シャイニング」)

キューブリック版「シャイニング」は大成功を収め、現在でも人気のホラー映画となっている。

しかし、原作者のキングは本作がホラー調になっていることに不満を持ち、自ら「シャイニング」をドラマという形で制作した。

ドラマ版では原作にそって脚本が書かれたため、映画版では見つけにくかった「ゴールデンボーイ」との関連性もしっかりと描かれている。

時間がある人はドラマ版を見てみると、映画では見つけられなかった新たな発見があるだろう。

ドラマ版「シャイニング」

映画「ゴールデンボーイ」

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