【秘蔵】ホラー映画『ハロウィン』でお蔵入りとなった脚本 10選【時系列で紹介】

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映画「ハロウィン」は1978年に第一作が公開し、この40年間で数多くの続編やリメイクが制作されてきた。

しかし、シリーズが制作されていくうちに、競合他社やスタジオの権利などによって、脚本は書かれたが映画化されなかったプロジェクトも多くあるのが事実。

今回は映画「ハロウィン」シリーズで、映画化されなかった10個のプロジェクト(脚本)を紹介!

「ハロウィンII」でお蔵入りとなった脚本

ハロウィンII

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1981年に公開した「ハロウィンII」は、前作「ハロウィン」直後の話となっており、殺人鬼マイケル・マイヤーズがローリーが入院している病院で殺戮を始める物語だ。

しかし、もともと採用されていた脚本は違うものとなっており、前作「ハロウィン」から数年後が舞台となっている。

ローリーは前作の後から高層マンションに住んでいたが、そこに殺人鬼マイケル・マイヤーズが現れ、彼女が住む階まで住人を殺害しながら行く。

物語ではローリーやマイケルの過去もさかのぼって描くはずだったが、この脚本は前作の監督ジョン・カーペンターが「ハロウィンII」の監督を辞退した後に、脚本家デブラ・ヒルによって書き直された。

デニス・エチスン版「ハロウィン4 ブギーマン復活」

ハロウィン4 ブギーマン復活

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「ハロウィンIII」の批評を受け、映画「ハロウィン4 ブギーマン復活」は死んだはずのマイケル・マイヤーズやルーミス医師が実は生きていた、という新設定で脚本が書かれた。

本作で最初に脚本を担当したデニス・エチスンは、第一作の監督ジョン・カーペンターの助けを借り、脚本を書いた。

デニス・エチスン版「ハロウィン4 ブギーマン復活」では、第一作に登場したリンジー・ウォーレスとトミー・ドイルを主人公にし、物語が進んでいく。

この脚本では「ルーミス医師がマイケルの殺人を助長していた」など、数々の新設定が書かれていたが、新監督のドワイト・H・リトルが脚本を却下。

後に脚本家のアラン・B・マッケルロイが雇われ、1988年に公開された「ハロウィン4 ブギーマン復活」通りの脚本を書いた。

「ハロウィン5 ブギーマン逆襲」で却下された脚本

ハロウィン5 ブギーマン逆襲

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「ハロウィン4 ブギーマン復活」が公開後、映画プロデューサーのムスタファ・アッカドは、すぐに続編である「ハロウィン5 ブギーマン逆襲」のプロジェクトにとりかかった。

監督はドミニク・オセニン=ジラールが務め、いつでも撮影が開始できる状態だったが、第一候補とされていた脚本はかなり微妙だ。

前作で死んだはずのマイケル・マイヤーズは、落雷によって殺人鬼ではなく穏やかな怪物として復活した。

マイケルは自ら人を殺害することなく、それに気づいたルーミス医師がマイケルを助けようとする物語。

もちろん映画プロデューサーのムスタファ・アッカドは脚本を却下し、すぐに違う脚本を書かせた。

フィル・ローゼンバーグ版「ハロウィン666」

ハロウィン666

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「ハロウィン5 ブギーマン逆襲」が公開後、次回作を作成するために多くのライターが脚本を書いた。

その中で最も有力な候補としてあげられていたのは、フィル・ローゼンバーグ版の「ハロウィン666」だ。

「ハロウィン666」ではマイケル・マイヤーズがホームレスとして生きている設定で、第一作に登場したトミー・ドイルなど、数々の懐かしいキャラクターも登場するはずだった。

映画プロデューサーのムスタファ・アッカドもこの脚本を気に入っていたが、結局「ハロウィン6 最後の戦い」というタイトルで書かれた脚本が映画に採用された。

クエンティン・タランティーノ版「ハロウィン6 最後の戦い」

クエンティン・タランティーノ版「ハロウィン6 最後の戦い」

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「ハロウィン6 最後の戦い」のプロジェクトが開始したころ、監督クエンティン・タランティーノは製作会社「ミラマックス」に、いくつか映画のアイデアを提案している。

タランティーノ自身は脚本を書いていないが、「ハロウィン6 最後の戦い」でマイケル・マイヤーズには人としての感情があるなど、今までのシリーズとは「違う流れ」の設定を提案した。

製作会社「ミラマックス」もタランティーノ監督の提案に賛成だったが、脚本家のダニエル・ファランズはタランティーノ監督の提案を一切聞き入れず、本作の脚本を完成させている。

ロバート・ザッピア版「ハロウィン7」

ロバート・ザッピア版「ハロウィン7」

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番組プロデューサーのロバート・ザッピアは、映画「ハロウィン7」のアイデアを思いつき脚本を書いた。

ロバート・ザッピア版「ハロウィン7」の詳しいストーリーの詳細は不明だが、映画「羊たちの沈黙」のように、サスペンス色を強くしたダークな作品になるはずだった。

しかし、製作会社は彼の脚本を気に入らず、「ハロウィンH20」というタイトルで書かれた脚本を映画化している。

ハロウィン:アジール

ハロウィン:アジール

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2004年、マット・ヴァーンとジョシュ・ゴールドフィンガーは、「ハロウィン:アジール」というプロジェクトを進めていた。

本作は死刑囚となったマイケル・マイヤーズに焦点を当て、かなりスプラッター要素の高い作品になるはずだった。

しかし、当時シリーズの権利を所持していた、製作会社「ディメンション・フィルムズ」はこのプロジェクトに興味を持たず、最終的に映画化は却下されている。

マイケル・マイヤーズ vs ピンヘッド

マイケル・マイヤーズ vs ピンヘッド

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2003年に公開された「フレディVSジェイソン」が成功したのをきっかけに、製作会社「ディメンション・フィルムズ」は新たなプロジェクトを進めていた。

それが「マイケル・マイヤーズ vs ピンヘッド」だ。

本作は殺人鬼マイケル・マイヤーズと、映画「ヘルレイザー」シリーズの悪役である、ピンヘッドが戦う物語。

シリーズ第一作の監督ジョン・カーペンターも本作に関心を示したが、最終的にプロジェクトはお蔵入りとなった。

ロブ・ゾンビ版「ハロウィン 3D」

ロブ・ゾンビ版「ハロウィン 3D」

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2007年に公開されたロブ・ゾンビ版「ハロウィン」のリメイクは公開後に高評価を受け、2009年には続編である「ハロウィンII」も制作された。

製作会社「ディメンション・フィルムズ」は3作目を3Dにし、「ハロウィン 3D」というプロジェクトを進めた。

本作はシリーズの中でも「かなり惨い作品」にする予定だったが、監督ロブ・ゾンビが辞退し、プロジェクトも消滅した。

ハロウィン:リターンズ

ハロウィン:リターンズ

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2015年、製作会社ディメンション・フィルムズは、「ハロウィン:リターンズ」というプロジェクトを開始した。

本作は1981年に公開された映画「ハロウィンII」の続編となっており、死刑判決を受けたマイケル・マイヤーズが逃亡するシーンから始まる。

マイケルは「ハロウィンII」に登場した、ゲーリー・ハントに強い恨みを持っており、彼の娘を殺害しようと企む。

「ハロウィン:リターンズ」は脚本も書き終わり、いつでも撮影ができる状態だったが、製作会社ディメンション・フィルムズが「ハロウィン」の権利を失いプロジェクトは消滅。

その後、製作会社ブラムハウス・プロダクションズが権利を勝ち取り、第1作の40年後を描くストーリーを3部作で映画化するプロジェクトを開始した。

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