『ワールド・ウォーZ』には違う結末があった?【本作とは異なる衝撃のラスト】

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マーク・フォースターが監督を務め、2013年に公開された映画「ワールド・ウォーZ」。

主演を俳優のブラッド・ピットが務め、全世界の興行収入は約582億1,474万円を突破する大ヒット作となった。

本作のラストは後味がいいものになっているが、後に行われた関係者のインタビューなどで、ラスト40分のシーンは違うものに変更されていたことがわかった。

変更される前のエンディングは、かなり後味が悪いものになっていたという。

本作のエンディング

ワールド・ウォーZ

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本作で起用されたエンディングでは、ゾンビによるパンデミックを生き抜いた主人公のジェリー・レイン(ブラッド・ピット)が、WHOの研究所へ行くとこから始まる。

研究所でジェリーはWHOの職員から『ゾンビから見えないように、生きている人間をカモフラージュできるワクチンがある』と言われ、職員の助けを借りながらワクチンがある研究所のB棟へと行く。

ジェリーはB棟でワクチンを入手し、軍はそれを全世界に配布。人類によるゾンビへの反撃が開始する。

といった形で幕を閉じ、続編を思わせるような終わり方をした。

だが、本作でもともと撮影されていた結末は、公開された「ワールド・ウォーZ」の結末とは大きく異なっている。

変更された『オリジナル』のエンディング

ワールド・ウォーZ

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「ワールド・ウォーZ」の本来のエンディングでは、生き残ったレインとセガン(ダニエラ・ケルテス)がロシアのモスクワへ行くところから始まる。

レイン達はWHOの研究所へ行く代わりに、ロシアでゾンビと戦っている軍に入隊した。

その後シーンは数か月後に飛び、ひげを生やしたレインは冬の寒い間はゾンビの動きが鈍くなることに気づく。

同じ時、レインは長いあいだ連絡が取れなかった家族や生存者がゾンビから襲撃を受けていることを知り、セガンやサイモンという名の兵士と共にアメリカへ向かった。

アメリカに到着したレイン達だが、そこに家族や生存者の姿はなく、レイン達は家族や生存者を見つける為に旅を始めるのであった。

というのが変更される前の結末。

文章ではあまり伝わりにくいが、関係者の話によるとオリジナルの結末はかなりむごく、救いようのないラストだったという。

なぜ、エンディングが変更されたのか?

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「ワールド・ウォーZ」が本来のエンディングと変わった理由は、製作会社「パラマウント・ピクチャーズ」が本作のラストを気に入らなかったからだ。

本作は既に撮影が終了していたが、パラマウントの幹部らは本作を視聴し、「乱暴でバッドエンディングすぎる」と判断した。

パラマウントのみではなく、他の製作陣らもオリジナルの結末を批判し、最終的に脚本などの修正が決まった。

数千万ドルを費やした本作の修正

ワールド・ウォーZ

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修正が決まったあと、パラマウントは脚本家のデイモン・リンデロフを雇い、ラスト40分の脚本の修正を行った。

また、他にもパラマウントは本作の再撮影も命じ、7週間にもわたって再び撮影が行われた。

本作の費用はそのまま膨れ上がり、脚本の修正や再撮影に数千ドルを費やし、最終的な製作費は日本円で約215億6,799万にも上っている。

ただ、映画は公開後に大ヒットしたため、本作は約582億1,474万円の興行収入を叩き出し、結果的に大成功を収めた。

本作の修正が大ヒットにつながった?

ワールド・ウォーZ

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結論、エンディングの修正が大ヒットにつながったかは、誰にもわからない。

しかし、制作会社が大きな修正を命じたということは、かなり後味の悪いラストだったことが伺える。

結果的に映画は成功したが、本作のファンの中にはオリジナル版の結末も気になる人が多いはず。

残念ながら修正前の映像はパラマウントが保管しているため、誰も見ることはできないが、続編やスピンオフなどが公開されたらチャンスはあるかもしれない。

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